和ののれんが好きだ。
和の雰囲気を醸し出すものなどで癒しを感じるのはやはり日本人だからだろうか?私は風呂屋などで見る大きなのれんなんかは、なぜかほっとしてしまう。昔の人の美意識というのは、私はとても共感できるのだ。日本人に生まれてよかったとさえ思える。
が、こんな私も若いころは全くそういう感じはなかった。むしろ、西洋文化に憧れ洋楽を聴き、フローリングの部屋に住んだ。さすがに今も部屋は楽なのでフローリングなのだが、できる限りインテリアは和のものを用いている。
中でものれんは大好きで、居間と寝室の間には大きなものを垂らしているし、夏場は窓辺に風鈴を垂らし、蚊取り線香を焚く。また冬場は囲炉裏とまではいかないがこたつを出し、火鉢も今年は買おうかとさえ思っている。
とにかく和のものが身の回りにあると落ち着くのだ。私が生粋な日本人のため、先祖代々受け継がれてきたDNAにそのような情報が記録されているのだろうか。私はそのような性格のため、店先に味のあるのれんを垂らしたりしている店にはついつい入ってみたくなるのだ。
江戸っ子はさっと手で跳ね上げられる丈の短いのれんを好んだそうだが、その気持ちもとてもよくわかるのだ。私もそんなのれん作成をしてみようかな。